ひとことで言うと
マーチンゲールは、負けるたびにロットを倍々に増やし、一度の勝ちで損失をまとめて取り戻す手法。理論上は勝てても、連敗が続くと証拠金が一気に枯渇します。
マーチンゲールは、負けるたびに次のロット(賭け金)を倍に増やしていき、1回勝てばそれまでの損失をすべて取り戻せる、という手法です。カジノのギャンブル戦略が由来で、FXのEAにもしばしば組み込まれています。
理論上は「いつか勝てば取り戻せる」ように見えますが、現実には資金は有限です。連敗が続くと必要ロットが指数関数的に膨らみ、数回の連敗で証拠金が尽きてロスカットされます。バックテスト期間にたまたま大連敗がなかっただけ、というケースも多いです。
マーチンゲールやナンピンを使うEAは、平常時の安定した勝ちと引き換えに、まれな大負けで一気に破綻するリスク(テールリスク)を抱えます。採用する場合はロット増加の上限と最大ドローダウンを厳格に確認してください。
関連用語
ナンピンは、保有ポジションが含み損になったときに同じ方向へ追加でエントリーし、平均取得価格を有利にする手法。EAに多いが、相場が戻らないと損失が急拡大します。
ドローダウンは、資産が直近の最高値からどれだけ落ち込んだかを示す指標。最大ドローダウン(最大DD)は、そのEAで覚悟すべき最悪の落ち込み幅の目安になります。
ロットは取引数量の単位。ロットが大きいほど利益も損失も拡大します。資金に対して過大なロットは、EA破綻の最大の原因のひとつです。
ロスカットは、含み損が一定水準に達したとき口座を守るために強制決済される仕組み。マージンコールはその前段階の警告です。
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