ひとことで言うと
バックテストは、EAの売買ルールを過去のチャートに当てはめ、過去ならどんな成績になったかを検証する作業。EA選びの出発点ですが、結果を鵜呑みにするのは危険です。
バックテストとは、EAの売買ルールを過去の価格データに適用し、「過去であればどのような損益になったか」をシミュレーションする検証作業です。MT4/MT5にはストラテジーテスターという検証機能が標準で備わっています。
バックテストはEAの実力を測る出発点ですが、過去にうまくいったからといって将来も勝てるとは限りません。特に、過去データに合わせ込みすぎた「カーブフィッティング」のEAは、バックテストだけ異様に好成績で実運用では機能しないことがあります。
信頼性を高めるには、ヒストリカルデータの品質(ティックデータ・スプレッド設定)、検証期間の長さ、フォワードテストやウォークフォワード分析との併用が重要です。
関連用語
フォワードテストは、EAを過去ではなく「これから」のリアルタイムの相場で動かして検証すること。バックテストでは見えない実環境の挙動を確認できます。
ウォークフォワード分析は、最適化期間と検証期間をずらしながら繰り返し検証する手法。過剰最適化されていない、本当に通用するパラメータかを確かめられます。
カーブフィッティングは、EAを過去チャートに合わせ込みすぎて、バックテストだけ好成績になってしまう状態。実運用では機能しなくなる典型的な失敗です。
プロフィットファクター(PF)は「総利益 ÷ 総損失」で求める指標。1を超えれば利益超過で、一般に1.3〜2.0程度が現実的な目安とされます。
ドローダウンは、資産が直近の最高値からどれだけ落ち込んだかを示す指標。最大ドローダウン(最大DD)は、そのEAで覚悟すべき最悪の落ち込み幅の目安になります。
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